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【インド・JICA海外協力隊 派遣活動報告につきまして】

  • 3月26日
  • 読了時間: 5分

更新日:3月27日

平素より、同志社大学体育会ラグビー部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

本学と独立行政法人国際協力機構(JICA)が締結した連携覚書に基づき、本年も弊部部員4名がJICA海外協力隊としてインド・オディシャ州へ派遣されました。

2月12日から約1ヶ月間、カリンガ社会科学研究所(KISS)等において、現地の幅広い年代へのラグビー普及と技術向上に邁進し、スポーツを通じた国際貢献と次世代の育成に尽力いたしました。


以下参加メンバーからのコメントになります。


下平 夏生(新4年生・経済学部・高崎高等学校)

私は18歳以上のシニア女子チームを担当し、インド派遣を通して価値観の違いを受け入れ、自ら行動することの大切さを学びました。現地では言語や文化の違いから思うように意思疎通ができない場面も多くありましたが、簡単な現地の言葉を覚えて積極的に使うことで、相手との距離が一気に縮まることを実感しました。また、写真を撮ったり一緒にダンスをしたりする中で、言葉が通じなくても心を通わせることができると感じました。こうした関わりを通じて信頼関係が深まり、指導にも前向きに取り組んでもらえるようになりました。指導の場面では一方的に教えるのではなく、相手の理解度や背景に合わせて伝え方を工夫することを意識しました。その結果、選手たちが主体的に練習に取り組むようになり、チーム全体の一体感も高まりました。

 多くのインドの文化や価値観を身をもって体験できたことは非常に貴重であり、一生の宝物になると感じています。この経験を通して得た学びを今後の挑戦にも活かしていきたいです。


齋藤 剛希(新3年生・法学部・長崎北陽台高等学校)

今回の派遣で、本当に多くのことを学ばせていただきました。その中でも特に苦労したのは、インドで言語が通じない子供たちにどうやってラグビーを教えるかという点です。中には英語も通じない子供たちがいたため、ジェスチャーを使ったり、自分が実際にプレーして見せたりしながら、言葉に頼らず伝えることを意識しました。

最初はなかなかうまく伝わらず難しさを感じましたが、少しずつ理解してくれるようになり、できることが増えていく姿を見るのがとても嬉しかったです。また、どの練習にも「上手くなりたい」「楽しい」という気持ちで全力で取り組む子供たちの姿から、私自身も多くのことを学ばせてもらいました。

今回インドで経験したことを、自分の成長だけで終わらせるのではなく、これからチームや周りの人、そして社会にも少しずつ還元していけたらと思っています。



日下部 基聴(新3年生・商学部・大分舞鶴高等学校)

インド派遣では充実した日々を過ごすことが出来ました。私は、現地にてシニア男子(約18歳〜23歳)を担当しました。彼らの中には国や州を代表する選手も多数在籍しており、指導というよりも、一緒に練習をしてお互いを高め合える機会となりました。そういった活動の中で、現在自分がおかれている環境よりも過酷と思われる中で励む彼らの姿に刺激を貰いました。また、一ヶ月という短い期間でしたが、ラグビーを通して異なる文化を持つ彼らと交流し、仲を深めることができたことを大変嬉しく思います。ラグビー以外の場面においても、現地でできた友達に髪を切ってもらったり、初対面の人の結婚式に招待され参加したり、日本ではなかなかできない経験もすることができました。

そういった経験を通して、毎日インドの人々の優しさや温かさに触れる機会が多く、かけがえのない時間を過ごすことができました。ラグビーの普及、指導という立場での派遣でしたが、自分自身にとっても多くの学びを得る機会となりました。得られた学びを自身の今後の人生だけでなく、周囲にも還元していきたいです。



山田 満長(新3年生・政策学部・同志社高等学校)

今回のインド派遣は、私にとって価値観を大きく広げる経験となりました。現地では十分な道具があるわけではなく、裸足でプレーしている子供もいました。日本で当たり前だと思っていた環境が決して当たり前ではないことを実感しました。しかしそのような環境の中でも、子どもたちはラグビーを純粋に楽しみ、時には喧嘩になるほど本気で練習に取り組んでいました。

指導の面では、現地の簡単な単語を用いることで、子どもたちが直感的に理解できるよう工夫しました。その結果、言語の壁がある中でも練習の意図が徐々に伝わり、子どもたち同士で声を掛け合いながらプレーする場面が増えていきました。

私は指導する立場で現地に行きましたが、ラグビーに向き合う姿勢や競技への純粋な情熱など、多くのことを彼らから学びました。また、異文化の中でもスポーツには文化や言葉を越えて人と人をつなぐ力があることを実感しました。

今後はこの経験を忘れず、様々なことに挑戦していきます。また、恵まれた環境でラグビーができていることに感謝しながら、インドで得た学びをチームに還元できるよう努めていきます。



なお現在も、平野 幹典(平成31年卒)が独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として約2年間活動しております。また、廣崎 颯太(令和8年卒・政策学部・筑紫高等学校)が、4月中旬より平野に代わりインドに赴任し、現地でのさらなる普及活動に励んでまいります。

今回の派遣で得られた貴重な経験をチームに還元し、今シーズンのさらなる飛躍へと繋げて参ります。


今後とも、同志社大学体育会ラグビー部への温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。


同志社大学体育会ラグビー部

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